◆松◆ ◆松◆ ◆松◆
◆ようこそ、PINE HILLへ◆
September/2004

長月・September・9月

◆九月1日、朝の西天◆

9月1日、台風16号が過ぎ去って、朝から良い天気である。
日本に上陸した台風は、これで6つめ。
例年に無く多い数だ。
暑く長い夏が過ぎようとしている。
目覚めて、窓を開ければ、ちょうど十六夜の月が西天に沈もうとしていた。



◆九月1日、朝の東天◆

翻って、東の空を見れば、
昇ったばかりの太陽が雲間に隠れようとしていた。
九月1日、防災の日。
地球温暖化のためか、暑い日々はまだ続いている。
異常気象やテロや戦争。
この地球は今、彼方此方で、ふつふつとして、災禍が沸き起こっている。



◆秋の紫陽花◆

記録的な厳しい残暑が続いている。
5日には夕方と夜間に、二度にわたりかなり長く感じた地震があった。
6日、7日には台風18号の影響で大雨が降った。
浅間山も噴火だという。
異常気象や、自然災害、今年は熱く賑やかだ。
しかし、秋は静かにやってくる。
9月9日、重陽の節句。



◆ススキ◆

多用な日々が続いている。
浜松での会議、駒ヶ根高原祭りでの太鼓、花博の見学。
11日には二男の通う高校で、乙武洋匡さんのお話しを聴いた。
特にスポーツ記事のライターとしての視点が印象に残った。
仕事上では、来年の春のパンフレット作成に熱が入った。
熱い日々の中で、ふと気がつけば、何時の間に来たのか、秋の気配が感じられた。



◆浜名湖花博ーその1◆

静岡県浜名湖で5月から開催されている、しずおか国際園芸博覧会。
今月になって初めて行く機会が得られた。
様々な花や木の植物、そして数々の庭。
「美しいものは人を惹きつける力がある。
植物の持つ力には、人を元気づけ、人を癒す効果がある。」
私たち人間は、緑に対して感謝し、緑と共栄する道を歩みたい。
21世紀は環境の時代、二酸化炭素を吸収し、酸素を作る植物と共生する時代。



◆浜名湖花博ーその2◆

浜松は暑かった。
今年の夏は特に暑かった。
5月から10月までの花博の裏方さんは、さぞかしたいへんだった事だろう。
相手が生きている植物だから、暑さに助けられたり、弱ったり・・・。
季節季節に応じて植え替えられた草花。
美しいガーデニングの大いなる挑戦が会場内の随所で繰り広げられた事だろう。



◆秋色◆

12日、私の勤務中に、稲刈りは終了した。
13日、14日は東京へ出張。
連日30度Cを越える真夏日、熊谷は33度Cだったとか。
記録的な暑さが続いている。
17日は名古屋へ出張、20日は結婚式で再び名古屋、此処も熱かった。
引き続いて21日22日と東京に出れば、再び33度Cを体験。
信州の夏も暑かったけれど、自然に目をやれば、そこには秋が来ている。



◆きのこ◆

25日、土曜日の午後を休日にした。
伊那市から駒ヶ根市へ火山(ひやま)峠を越え、
東伊那から天竜川沿いに出る。
小鍛冶橋を渡って赤須をまわり福岡へ。
大徳原から南割、中割をぬけて我家へ、お気に入りのコースだ。
途中の藪の中にたくさんのきのこを発見した。
まるでおとぎの世界のような可愛らしい情景、でもキノコは毒キノコらしい、残念。



◆ダリア◆

26日は松本に長男を訪ねた。
この春からアパート暮らしをしている。
「親と同じ屋根の下にいると見えないものがある。
親と離れて暮らしてみると見えないものが見えてくる」
その後、飯田の病院で闘病を続ける友人を見舞った。
ここ数年、入退院を繰り返している。
身体に繋がったたくさんの管、でも声には元気があった。
たくさんの方々の看護と、奥さんの献身的な介護と。
「頑張ってほしい。」
この地上には、様々な境遇の中で必死に生きているたくさんの「生き方」がある。



◆貴船菊(きぶねぎく)秋明菊◆

今月も公私共に多忙な日々を送った。
仕事に、会議に、出張に、移動距離は6000kmを越えた・・・・。
そして、幾つもの台風や地震。
29日は台風21号の中、新潟で会議、よく30日は集中豪雨の中を東京へ。
夕方は中国のたくさんの友人に再会した。
動けるうちに、生きられるうちに、お役に立てるうちに、
「意味のある人生は、常に未知への挑戦に貫かれている」。







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