◆松◆ ◆松◆ ◆松◆
◆ようこそ、PINE HILLへ◆
January/2005

睦月・January・1月

◆初日の出◆

午前7時20分頃、
南アルプスを覆う雲間から初日の出が上がりました。
前日の大雪からは想像が難しかった、すばらしい日の出でした。
「今年一年みんなが無事に過ごせますように」と手を合わせました。



◆元旦の朝の月◆

穏かな日の光のなか、次第に青空が拡がっていきました。
柔らかな空の色は、まるで春先の空の色でした。
ふと見上げた西の空には、元旦の白い月が浮かんでいました。



◆元旦の光前寺◆

今年も大晦日の23時から元旦の2時半頃まで、本堂前で太鼓を打たせて頂きました。
恒例となった、駒ヶ根太鼓の奉納です。
今年は新人の女性4名も初参加し、高校生など14名が参加しました。
よもやの大雪に二年参りの善男善女は予想外に少なく、
例年に比して静かな「行く年、来る年」でしたが、
こんな時こそ賑やかにと、精一杯の太鼓を響かせました。
朝8時過ぎ、改めて光前寺への参拝とご住職へのご挨拶。
9時からは、これも恒例となっている光前寺自治会の新年会。
新しい年は「地域再生の年、コミュニティー再構築の年」となるでしょう。



◆木戸先のカエル◆

昨年12月までの降雪の無さは暖冬を予測させたけど、
思いもよらぬ年末のドカ雪。
「夏が厳しければ冬は大雪」のたとえがそのまま起こったような・・・。
「無事帰る」の願いをこめた木戸先のカエルの背にも真っ白な雪。
それにしても、咋宴暮れに起こったスマトラ沖の大地震による津波の犠牲者の数が、
日に日に多くなるのが気にかかります。



◆冬の畑より中央アルプス◆

正月三が日は穏かな日に恵まれました。
雪こそ有るものの天空には何処までも青い空が広がっていました。
異常気象や震災やテロや紛争のニュースに明け暮れる毎日ですが、
今年が地球や人類の未来において、貴重な年になるように、願います。



◆天竜川の霧氷◆

1月3日早朝の気温は−9度C。
私は勤務先まで事前準備に出かけました。
途中の国道からみた東春近付近の天竜川河岸の木々が白く輝いて見えました。
気になって、帰路に道草をして近づいてみました。
すばらしい霧氷でした。
天竜川の水温は地表よりも高く、日が上るにしたがって朝霧が発生し、
その霧が氷となって木々の枝を白く飾り付けたのでした。



◆天竜川の中洲◆

岸の木々はことごとく氷で覆われ、
中洲にある木々もクリスマスの飾りのように真っ白。
天竜川の水はゆっくりと群青色に流れています。
針葉樹も落葉した広葉樹も蔦も草も白い世界に閉じ込められていました。



◆霧氷の朝◆

太陽はゆっくりと南天に向かい、
暖かい日の光に白い大地は煌めいていました。
時折、思い立ったように風が吹き、風花が舞っていきました。



◆雪原に朝霧◆

1月16日、太鼓の練習に道場まで出かけました。
前日より降った雪は重たい雪でした。
気温は比較的高く朝霞が拡がっていました。
今週は10日から12日まで大阪、13日14日と東京。
この一週間で愛車のメーターは1600kmを加算しました。



◆重たい雪◆

太鼓の道場は天竜川の東岸、中沢にあります。
比較的温暖な所ですが、今回は雪も積もりました。
起伏に富み、地形の変化が豊かな地に、詩情豊かな風情が広がっています。



◆雪原に青い雲◆

どちらかといえば南信州は太平洋側季候。
冬は積雪が少なく晴れ間の多い日々が続きます。
今年はしかし、西高東低の冬の気圧配置と、
伊豆半島沖を低気圧が通過する春先の気圧配置が、
交互に訪れているような雪の多い年になっています。



◆南アルプス遠望◆

雪が多いとはいえ、日本海側のようなことは無く、
たまには雪が降ったり、霙になったり、雨になったり、
あるいは吹雪いたりしても、束の間の出来事で、穏かな日々が続いています。
雪原に残された獣たちの足跡も、何かしらゆとりを感じます。
翻って、新潟中越地震や、スマトラ沖の巨大地震の被災者の皆様には、
何と言って慰めたらいいのか、
わずかばかりですが義援金箱にお入れするばかりです。
ツナミの被災者はとうとう30万人を越えたそうです。




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