「駒ヶ根 花と緑と水の会」設立趣意書
2004年3月6日
小 原 茂 幸

 『 私達は、「花とみどり」が大好きです。 四季折々に美しい姿を見せてくれる、中央アルプスと南アルプス、間を流れる天竜川。 二つの山並みから広がる扇状地と河岸段丘。 このすばらしい自然環境の中に暮らし、その自然の恩恵に浴していることに感謝しています。 この恵まれた環境を後世に引継ぎ、更に住みよく快適な環境を創造するために、 「花とみどり」を通じて「美しい地域づくり」を行いたいと考えます。

 科学技術の発展は、数々の便利で快適な生活を提供してくれましたが、 一方で、人間疎外、共同体の破壊、安全安心社会の崩壊、ストレスの増加、免疫力の低下など、 様々な弊害を生み出しています。 私達は「花とみどりと水」が健康と福祉にもたらす効用を理解し、 人間が生きていく上において「農(ガーデニング、ファーミング等)」がもたらす大きな力に期待をするものであります。

 美しさには人を惹きつけ、人を癒す効果があります。 美しい庭や公園、美しい環境や景観がもたらす無限の力を活用し、 住み良い郷土を造っていきたいと考えます。21世紀は環境の時代だといわれています。 人口爆発、水不足、食糧難、ゴミ問題、地球温暖化、環境破壊など、人類が歴史上初めて遭遇する事態が起きています。 この時代背景の中で、環境が果たす役割を認識し、志を同じくする人々の力を合わせ、公共の福祉の為に貢献していきたいと考えます。』











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