◆松◆ ◆松◆ ◆松◆
◆ようこそ、PINE HILLへ◆
March/2005

弥生・March・3月

◆光前寺◆

3月、駒ヶ根高原、宝積山・光前寺。
雪が解けたとはいえ、春にはまだ早い3月。
2日3日は東京に出張した。中国上海から懐かしい友人に再会した。
かつて日本に駐在していた頃と同様に、精力的に活動し、海をまたいで活躍していた。



◆道祖神と水仙と中央アルプス◆

光前寺参道に続く道。
早咲きの水仙が咲いて、道祖神が穏かなお顔で佇んでいた。
3月は卒業の季節、新しい門出にご健闘とご活躍を祈る。新天地でも頑張っていって欲しい。
新たな道に、迷うことなく、しっかりと、自分の道を歩んでいって欲しいと祈った。



◆中央アルプス◆

池の氷が融け、漣が立っていた。
8日、昨年末より弱い痛みがあった歯がとうとう疼き始めた。
久しぶりに歯科医のドアを開けた。治療を受ける事、約40分。しっかり診てくれた。



◆小川のせせらぎ◆

10日、高校時代の友人が逝った。
18時間に及ぶ大手術の後、
力尽きて、麻酔から目覚める事は無かった。
夫婦二人三脚で闘病した7年間だった。潔い旅立ちだった。
葬儀には弔辞を読ませていただいた。
人生は川の流れのようなものだ。ただひたすら、いけるところまで行くしかない。



◆駒ヶ根市遠望◆

13日、友人の告別式の後、富山へと出張した。
新潟妙高高原の積雪はかなりのものだった。
北陸道は吹雪と雷で大荒れに荒れ、道路とガードレールの堺も解らない状態だった。
翌日は名古屋経由で戻ったが、名神高速集中工事の大渋滞に入り、帰宅したのは深夜だった。



◆白樺林◆

駒ヶ根高原、古城公園の白樺林。
日の出が早くなり、日の入りが遅くなって、木の芽も膨らんでいく。
空の色が柔らかく感じる。春はもうすぐそこまで来ている。



◆南アルプス千丈岳◆

18日19日と東京に出張した。暑いくらいの陽気だった。
20日、二男は伊那路を走る高校駅伝に出場した。
21日、お彼岸に友人の慰霊の前に再び手を合わせた。
白雪の南アルプスが緑の木立のなかに浮かぶようにして聳えていた。



◆3月25日の雪◆

3月25日、再び東京に出張しようとした朝、春の雪が景色を変えた。
明け方未明から中央道は伊北インターから岡谷ジャンクションまで通行止めだった。
やむなく、杖突峠を越えて諏訪インターから中央道に乗った。
時ならぬ雪が、再び世界を冬景色に変えた。



◆雪とネコヤナギ◆

今年は例年に比べて寒波が強い。
せっかく咲いた春の花に雪が容赦なく降りそそいだ。
蓮の田圃も全面凍結する日々が続いている。



◆春の空◆

3月30日、高速バスにて東京まで日帰りの出張をした。
車窓から見る空は、春の空だった。
甲府は梅の花が真っ盛り。
東京では、桜の花がちらほら咲き始めていた。
春がちらほらやってきた。ねこやなぎがちらほら歌っていた




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