◆松◆ ◆松◆ ◆松◆
◆ようこそ、PINE HILLへ◆
September/2005

長月・September・9月

◆残照◆

9月、二ヶ月綴りのカレンダーをめくれば、今年も後2枚。
朝晩の虫の音に、吹く風に、空の青さに、秋を感じる頃がきた。
2日3日再び東京へ出張。
来春のパンフレットの製作、校正の時期だ。
3日の土曜日は高速の渋滞を避けて、ひたすら一般道を戻った。
「人生時々道草あり。」
4日は駒ヶ根ふれあい福祉の日、仕事の合い間に文化会館に立ち寄る。
小学生、中学生、お年より、障害者、健常者、さまざまに賑やかだった。
午後には大阪から会社の施設見学に訪れたお客様を向かえた。
5日から6日、台風15号が九州を襲った。
河川の氾濫、土砂崩れ、大きな被害が出た。
(7月に訪れた宮崎の得意先も大きな被害を受け、心が痛んだ。)
私は6日には懇意にしている岐阜の得意先を訪ねた。
嵐の前の静けさと、異様な雲、やがて吹き始めた強風・・・・。
7日は朝から強い雨と風。午後には市役所の会議。夜は地元出身候補の総決起大会に。
U.S.A.のニューオリンズでは、カトリーナ被害の全貌が次第に明らかになってきた。
死者・数千人、被災者・数十万人。世界最強を誇るU.S.A.での自然災害による被災。
黒人、低所得者層、U.S.A.の見えなかった負の部分が、史上最大のハリケーンによって見えてきた。



◆庭・初秋◆

8日9日と再び東京へ。
久しぶりに中国大使館を訪ねた。
六本木周辺は大きく変貌し、大使館も工事が続いていた。
台風一過の東京はフェーン現象で刺すような陽射しが照りつけていた。
やはり田舎がいい。
土に足をつけて歩み、風とともに季節を感じ、緑とともに生きる。
季節の移ろいに人生を感じ、自然の営みの中で人生を生きる。
20世紀、地方が都市化した時代だったとすれば、
21世紀は環境の世紀として、都市が農化する時代になることだろう。



◆ジニア◆

2005年9月11日、衆議院議員選挙投票日。
小泉党首率いる自民党の歴史的な、圧倒的勝利。
様々な分析がされているけれど、改革を求める有権者の多さと、
地方の論理よりも、都会の論理が優先された選挙であったように、感じた。
ジニア、ヒャクニチソウ。
真夏の暑さを絶え、澄み切った秋の空の下に、鮮やかに咲くジニア・プロフュージョン。



◆彼岸花◆

9月も中旬に差し掛かったが、相変わらず暑い日々が続いている。
土手に今年もヒガンバナの真赤な花が咲き始めた。
黄色い稲穂に鮮やかな赤色。
会社では、珍しいお客様が幾人か訪れた。
人生は、他人との出会いで大きく作用される。
できれば、良い出会いがたくさんあらんことを。
16日、名古屋に出張した。



◆サルビア・セージ・コリウス◆

木戸先の花壇はサルビアとセージが真っ盛り。
しそ科の植物で、色々な形と色で楽しませてくれている。
鮮やかな葉色のコリウスも、負けじと大きくなってきた。
ダリアは相変わらず元気良く、たくさんの花を咲かせ続けている。



◆蓮・ハチス◆

木戸先の蓮の田圃のハチス。
美しい蓮の花の後は、その名前のとおり、蜂の巣に似ている。
17日午後は花と緑のサポーター、スキルアップ講座を受講。
老人ホーム千寿園にて「芝ぼうず」をホームの参加者と一緒に作成。
班ごとに別れて、20名の参加者をそれぞれサポート。
花と緑を活用し五感で楽しむ演芸福祉の実践でした。



◆秋の稲穂◆

黄色い稲穂が続く秋の田園風景。
実った稲の香り、懐かしさを感じる干草の香り、秋の香りがいっぱい。



◆百日紅(さるすべり)◆

大きな百日紅の木の、赤紫色の花々の先に広がる、中央アルプス。



◆稲刈り◆

18日、稲刈りをした。
毎年、専業農家の本家に刈り取りを頼んでいる。
大きなコンバインを、まるでチョロQのように操って、4枚で4反分を約4時間。
あっというまに今年の稲刈りが終わった。



◆センニチコウ◆

やわらかく、かわいらしいセンニチコウの花。
吹く風が秋を告げ、日の光が夏の名残を感じさせている。



◆白川郷1◆

白川郷2 白川郷3 白川郷4 白川郷5
21日、金沢で会議。
朝7時半、駒ヶ根インターから入り、中央道を南下。
土岐ジャンクションから東海環状自動車道へ、さらに関ジャンクションから東海北陸自動車道へ。
美濃、飛騨の山並みを抜け、荘川から白川へ。
昼食は世界遺産の合掌造りの里「白川郷」にて蕎麦をご馳走になる。
初めて訪ねた白川郷は、秋真っ盛り。
庶民文化が見事に花開いた、大家族制の建築文化。
軒先に下げられた洗濯物に、観光地化された合掌造りの里の、生活の香りを感じさせられた。
22日は関ヶ原、岐阜、名古屋経由で駒ヶ根に戻った。



◆コルチカム◆

9月23日、お彼岸、出勤して出張後の事務処理。
会議資料の置忘れに気づいて引き取りに行く(少しばかり疲れている)。
今日は五十鈴神社のお祭、残念ながら今年は用事が多すぎて不参加でした。
24日午後、下伊那郡高森町にて米田勝安先生の「平田国学と明治維新」の講演会を聴講。
25日午後は、中川村社会福祉協議会主催の「介護者リフレッシュの旅」の下見に動向。
駒ヶ根から宮田村、伊那市のますみが丘から横山、西箕輪、そして火山峠、中川村と駆け巡った。
26日27日は再び東京に出張して、お得意先を訪問する。
季節の変わり目、車のエアコンを切ったり入れたり、汗をかいたり、上着を着たり脱いだり・・・・。
27日夕方はは伊那市役所にて伊那日中友好協会の会議。
伊那市長や伊那市議会議長らが出席。
28日午後は駒ヶ根市役所で講演会の聴講。
辻山幸宣教授の「市民参加と協働のまちづくりの推進について」。
29日30日は再び東京に出張してお得意様を回る。
今月も多忙な日々が続いた。
秋の庭には、ことしもコルチカムが優雅な花を咲かせた。




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